【はじめに】 基本的に、ここで書くのは言葉的な解釈だけです。「曲のテーマ」とか「メッセージ」とかは聴いたひとそれぞれが感じるものなので、そのあたりの考察にまでは踏み込まないようにしたいかなと思います。

aurora arc (通常盤)
BUMP OF CHICKEN
トイズファクトリー
2019-07-10



【歌詞の大まかな意味】

僕が今まで生きてきたのは、この人とめぐり会うためだったんだ。
そんなふうに、君に出会った時に思えたんだ。

特別お勉強ができるわけじゃないけど、
僕は天才にも負けない大発見をしてしまった。
世界がこんなに輝いて見えるのは、君がいるからなんだ、って。

この角を曲がったところで、君が現れるかもしれない。
そんな想像をするだけで、胸は希望でふくらむんだ。

君が悲しんでいる時でも、機嫌が悪い時でも、
僕は君の隣にいたいよ。
つらい思い出も悪い所も、気にせず全部愛してあげるよ。
僕が今日も生きているのは、君と笑顔で過ごすためなんだから。


どんなにツイてなくたって、
君がいるだけで、僕は世界一の幸せ者だ。
もし人生を取り換えっこできるとしても、僕はこのままがいい。
このままが絶対一番いい。

そんな輝く世界も、いつはかなく消えたっておかしくない。
自分の気持ちにすぐ正直になれるように、
そういう仕組みになっているんだね。

僕の人生はこれから毎日晴れ続き。
だって君がずっと照らしてくれるから。
この命が消える時まで、君を愛し続けるよ。
僕が今まで生きてきたのは、君と出会うためだったんだから。


明日眠りから覚めずに、そのままこの人生は終わるかも。
そんな心配があるからこそ、今の時間が美しく思えるんだろう。
明日眠りから覚めたら、君がこの世からいなくなっているかも。
そう思うと、君の声が聞きたくてたまらない。

ケンカの先には必ず仲直りというゴールがあるから、
ぶつかり合いながらでも一緒にそこを目指そうね。
二人ともこの世から消えてしまう時が来たら、
また別の世界でめぐり合おうね。
過ぎたことを懐かしく思い返せるのは、
その幸せな時間を確かに生きたからなんだ。

君が悲しんでいる時でも、機嫌が悪い時でも、
ずっとそばにいたいよ。
一緒にいられなくなったとしても、
この世でもあの世でも、君がいる場所ごと愛してあげるよ。
僕の世界が運よく明日も続くとしたら、
それは君と一緒に生きるためなんだから。

僕が今まで生きてきたことが、君のおかげで輝くんだ。