【はじめに】 基本的に、ここで書くのは言葉的な解釈だけです。「曲のテーマ」とか「メッセージ」とかは聴いたひとそれぞれが感じるものなので、そのあたりの考察にまでは踏み込まないようにしたいかなと思います。

firefly
BUMP OF CHICKEN
トイズファクトリー
2012-09-12



【歌詞の大まかな意味】

いくら責めても、相手は気にしていないふり。
心は騒がしいまま、静かになった部屋を時間だけが過ぎていった。

お互いに傷ついてしまった二人は、お互い離れたいと思いつつ、
でもやっぱり一緒にいることをやめられない。

相手の声が聞きたいけど、自分からは話しかけられない。
心の声では何度も、相手のことを呼んでいるっていうのに。

考えると怖くなるような、痛みを感じるような、みじめになるような気持ち。
だけど大事だから胸の中にしっかり隠して忘れてしまった、ほんとのほんとの気持ち。
それが、どちらからも相手を呼び合っているっていうのに。

 

大人になってから、真剣に生きることが少なくなったような。
それが普通のこと。その普通のことをしているだけで精一杯だから、
だいたいのことはまあいいやって流してしまう。

責められて胸が痛くなっても、わざと知らないふり。どうせ何もできないから。
こんなふうに、本当の気持ちを押さえつけて生きていくんだろう。

相手と一緒にいる理由を頭で考えても、なかなかわからない。
だけど、体はとっくにわかっていた。

飾らない、大人ぶらない、そのままの声がお互いから聞こえた。
本当の気持ちが、鏡みたいにまったく同じ姿で触れ合った…

 

きっと、この時間もすぐに過ぎて、いままでみたいな関係に戻るだろう。
それでもいい。
ほんとのほんとの気持ちが、たった一度でもしっかり抱き合うことができたんだから。
これからもずっと、この気持ちを守っていくだろうから。

分かち合うことのできない、ほんとのほんとの気持ちを、お互いにずっと。

 

【補足】
・ぶつかり合いながらも一緒にいたい、ままならない思い。一時的にですがその思いが通じ合います。またもとに戻ってしまうだろうとは思いつつ、わかり合えたその一瞬を前向きにとらえる内容です。

※ 2018/02/05更新